最近特に多いですが
ただ話を聞いてそれに対して
アドバイスする内容ですか?
と聞かれることがあります。
お話を聞くとそのような
内容のカウンセリングを
受けてアドバイス自体に
納得がいってなかったり
逆に悪化したり
カウンセリングによって
再トラウマ化されたりと。。。
カウンセリングとは
クライエントの行動を
こちらの意思で
変えようとはしません。
「こうしたらいいんじゃない?」
「こういう風に考えたらいいんじゃない?」
とカウンセラーが協力的な
態度を取るのは、
カウンセリングというよりは
コーチング
自己啓発セミナーや
作業療法のようになり
感情の流れを遮り
カウンセリングによる
深い部分による
気付きを妨げてしまいます。
カウンセリングも
流派によって違いはあります。
仙台のカウンセリングルーム
についてあまり詳しくは
ありませんが認知を扱う
ルームが多いと思います。
私は自我を扱う
カウンセリングがメインで
仕上げに認知的アプローチを
する事もあります。
私は初回セッションでまず
今のお悩みを聞きます。
(どちらでもそうだと思います)
その中で防衛反応、脳、
心理発達段階、愛着、神経系など
言語、非言語的な部分から
見立てます。
そして現在の状況を確認しながら
今、クライエントの中で
何が起こっているのか説明します。
これにより
カウンセリングの場に現れる時は
不安と頑張りに頭も心も
支配されていて
客観的に見れない状態から
悩みや問題行動は防衛的適応で
精神的身体的辛さは
防衛反応なのだとまずは
理解しカタルシス効果
(スッキリする)が現れ
その後クライエント本人が
悩みを客観的に見れるように
現在の防衛反応を過剰に
使わないように調整していきます。
この流れでクライエントは
カウンセリングポジションに
入ることができるようになります。
その後も現在の状態を調整しつつ
現在の悩みと直結する過去から続く
防衛的適応を過剰に使わないように
調整していき
過去からの負荷を降ろし
生きづらさからの回復を
サポートしていきます。
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